2ヵ月ほど前、7年間使ったノートPCが突然起動しなくなりました。慌ててノートパソコンは買い替えたのですが、問題はバックアップを取っていなかったデータの方です。


まぁ、幸いにもプライベートなデータばかりだったので困らないと言えば困らないのですが、 できればサルベージしたいもの。ということで、SATA-USB変換ケーブルを使い起動しなくなったノートPCからHDDを取り出し、データを救出してみました。 


手順としては以下の通り。

1. 起動しなくなったノートPCからHDDを取り出す
2. SATA-USB変換ケーブルを接続する
3. データのコピーを取る。

初めての作業でしたが、思いのほか簡単にサルベージすることができたので手順と共にご紹介したいと思います。


1. 起動しなくなったPCからHDDを取り出す


「HDDの場所が分からない」という方もいらっしゃるかもしれません。そういう時は、こういった円柱マークを探してみてください。このマークはHDDを意味しています。

※マークが無い場合もあります

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円柱マークのあるネジを外していき、HDDを取り出します。

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PCパーツ全般に言えることですが、取り扱う際は静電気に要注意


触れた瞬間にバチッとなってしまうと一発で壊れてしまう可能性もあるので、HDDに触れる前に一度静電気を逃がしてから取り扱うことをおすすめします。


確実なのは静電気防止手袋を使うことですが、私は持っていなかったので触る前に体に溜まった静電気を逃がす方法を取りました。事前に金属を触ったり、手を洗ったりして静電気を逃がすと良いそうです。


2. SATA-USB変換ケーブルを接続


次にSATA-USB変換ケーブルを接続していきます。ケーブルにもピンからキリまであり、高機能なものだと2,000~3,000円する代物も。ちなみに私はAmazonで700円ほどのケーブルを購入しました。

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正確には「SATA2.5inch→USB2.0変換ケーブル」です。

USB端子が2つあるのは、1つはPC側から電源を取るため。なので外部電源を必要としません。箱も説明書も付いていない安物でしたが機能的にはこれで十分でしたね。逆に数千円する高級品には一体どんな機能がついてるんでしょうね。

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取り出したHDDにSATA端子を差し込み、USB端子をPCに差し込みます。PC側にUSB端子が2つなかったので、USBハブを使い増設!


3. PC側で認識できたらコピーするだけ 



無題
私の場合はHDD⇒SSDへのコピーでしたが、何の問題もなくできました。


ちなみに120GBほどのデータをコピーしたのですが、USB2.0だったので2時間以上も掛かりました。容量の大きいデータを取り扱う際には時間に余裕をもって作業することをおすすめします。


ということで無事、起動しなくなったPCのデータ救出に成功しました。といっても、コピーに時間が掛かっただけで、作業というほどの作業もありませんでしたけどね。


ただ、ひとつ注意しなければならないのは今回のような方法が使えるのは基本的に「PCは起動しないけれどHDDは無事」という場合に限ります。HDD側に問題があってPCが起動しないというケースには難しいでしょう。


また、取り出したHDDですが、こういった専用のドライブケースを使えば外付けHDDとして使えます。「HDDの寿命的にまだ大丈夫だろう」という場合は外付けHDDにして使ってみてはいかがでしょうか。


残念ながら私の場合、7年使ったHDDということで寿命的にもかなり心配なのでこれで廃棄することにしました。まぁ、でもよく持ってくれた方です。とにかく、これでようやく心残りが解消されました。


いやぁ、今後はまめにバックアップを取っておかないとダメですね。同じように「PCが起動しなくなってデータが取り出せない」という方がいらっしゃったら、一度この方法を試してみてはいかがでしょうか。