今年は築地の移転問題が何かと騒がれた年でしたが、ここ名古屋にも大きな市場があります。


それが「名古屋市中央卸売市場」。


熱田区に「本場」、西春日井群に「北部市場」、港区に「南部市場」と3ヶ所に別れており、市場ごとに違いはあるものの通常は(場外市場を除いて)関係者しか入場できませんが、年に数回ほど一般人が場内に入って買い物ができる日があります。


先日、そのなかでも「北部市場」が年末に数日間だけ一般開放するという話を聞いたので訪ねてきました。

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空港の近くにある「北部市場」


空港と言っても中部国際空港ではなく、小牧にある県営名古屋空港の方。中部国際空港ができてからはすっかり存在感を無くしてしまいましたが、愛知県民にとっては懐かしい空港です。


そんな県営名古屋空港から2kmほど離れた場所に「北部市場」はあります。最寄駅は名鉄小牧線の「味美」。駅からは距離があるので車で行かれることをお勧めします。

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一般用の駐車場に車を停め、場内へと足を踏み入れるとそこは本物の市場。足元に冷蔵用の氷が落ちていたり、トラックやフォークリフトがなかなかのスピードで走り回っています。

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お隣に目を向けると鮮魚を扱う仲卸店がずらり。発砲スチロールが積み上がった店先には魚がゴロゴロ転がっており、一般人には非日常的な空間が広がっています。

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一応午前中に伺いましたが、すでに品切れで店仕舞いをしているお店も多かったので一番活気がある市場を見たいなら7時~8時ぐらいには訪ねた方が良いかもしれません。

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マグロなんかもゴロゴロ転がっていて、タイミングが良ければ解体している様子を見ることもできます。解体ショーというほど派手ではありませんが、職人が黙々と捌いていく様子は見るだけでも楽しめます。


ただ正直、お値段的に「すごく安いか?」と言うと、取り扱っている量が量だけにグラム単位で見ると「小売店より幾分安いかな」という具合。あとは「普段買うことができない場所で新鮮な品を買える」という特別感でしょうね。


まぁ、そうは言っても今回私はなにも買ってないんですけどね…。買い物というより観光で来た感じです。うん、そういうことにしておいて下さい。ひとつ言えるのは市場での必需品は何といってもお金です。たっぷり用意しておきましょう。


ちなみに北部市場では水産のほかに青果も取り扱っているので、年末のお買い物をここでまとめてするのもアリかもしれません。スーパーの下手な年末セールよりお得に買い物ができそうです。


他にも市場内には喫茶店や銀行、郵便局などもあったりして、ちょっとした街という印象でしたね。北部市場は申し込みをすれば見学もできるようなので興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

名古屋市中央卸売市場 北部市場見学のご案内


一般開放は市場ごとに違うので要注意!


本場、北部市場、南部市場では一般開放のイベントを市場ごとに設けているようです。公式に公開しているイベントとしては以下の通り。一般販売があるかどうかはイベント毎に違うようなので要注意。


・名古屋市中央卸売市場

本  場 : ふれあい市場まつり(秋頃)
北部市場 : 申し込みでの市場見学(通年)
南部市場 : 食肉・花き市場まつり(秋頃)


ちなみにHPなどを見ても今回の北部市場の一般開放の情報は掲載されていませんでした。なかなか最新の情報は出ていないようなので、TwitterやFacebookなどSNSを使って情報を集めてみると良いかもしれません。