
先日、机の中を整理しているとこんなものが出てきました。高校時代に使っていた名鉄の「バスカード」と「パノラマカード」です。数にしてざっと30枚ほど。そのどれもが残高数十円ほど残っていました。
バスカードを使っていた当時、残高が少なくなると使い切る前に新しいカードへ替えていたので、こうして中途半端に残高が残ったカードばかりが溜まってしまったという訳です。
というのも、平日の朝の殺伐とした車内で不足分を現金で精算するのはかなり大変でした。両替なんてしようもんなら後ろから舌打ちが飛んでくることもありました。当時は私もまだまだ精細なお年頃でしたからね。
とはいえ、もう利用することもできません。一応、すべてのカードの残高を計算してみると合計で1,000円ちょっとの残高。塵も積もれば何とやらです。さすがに野口さん1枚分ともなれば捨てるには惜しいもの。
そこで調べてみたところ、名鉄の「SFパノラマカード」「バスカード」は平成24年2月に利用終了してますが、名鉄は当分のあいだ手数料無料で残高の払い戻しを行っているとのこと。
さっそく払い戻しに行ってきました。
払い戻しができる場所(名鉄)
ただ、私がカードの束を見せた瞬間、職員の顔が一瞬苦笑いになりましたが、その理由はすぐに分かりました。
枚数が多い場合は時間に余裕をもって
どうやらカードを見せれば残高分のお金がすぐに返ってくるという訳ではなく、カード1枚1枚に書類を作って手続きをしなければいけないようです。
ざっと30枚ほど持ち込みましたからね。1枚数十円の残高を払い戻すために30枚近く書類を書かなければいけないとなったら、そりゃ職員さんも苦笑いにもなりますよね。ちょっと申し訳ない気持ちになります。
その間にも他のお客さんの対応もされていたので、最終的には30分程度時間を要しました。
特に小さい窓口だと職員が一人で対応していることもあるので、枚数が多い場合は時間に余裕があるときに行かれることをお勧めします。朝の混雑している時間帯も避けた方がいいでしょう。
払い戻し額の計算方法
また、払い戻し額も残高の額面そのままが戻ってくるという訳ではなく、
例えば、「販売金額」が5000円分のカードで「利用可能額」が5750円、「カード残高」が100円だった場合、
100×5,000÷5750=86.956…
を四捨五入した90円が払い戻されます。また、10円未満の場合は10円単位に切り上げられます。
ちなみに、カードに有効期限の記載があるもので有効期限を過ぎている場合、払い戻しは受けられません。
まとめ
名鉄は当分のあいだ払い戻し手数料は無料としていますが、いつ打ち切り、有料になるか分からないのでまだ手元に持っているという方は早めに払い戻しに行かれることをお勧めします。
と言っても、バスカード・パノラマカードは平成24年2月に利用終了しているので、私が遅いぐらいなんですけどね。ただ、利用終了してもうすぐ4年が経つのでそろそろリミットが近いかもしれませんね。
ちなみに今回、1,380円の払い戻しを受けられました。ニートの貴重な臨時収入です。たまには整理整頓してみるもんですね。
(※本記事では名鉄バス・名古屋鉄道のみを取り上げています。各バス会社・鉄道会社によって対応が違いますのでご注意ください。)
「SFパノラマカード」ということなので最寄りの名鉄駅に行き、窓口で払い戻しをして貰うことに。カード以外に必要なものは無く、窓口で要件を伝えると「はいはい」という感じですぐに対応してくれました。
名鉄バスセンター、高蔵寺インフォメーション、名鉄バス東岡崎出札、名鉄バス一宮出札、名鉄バスが発着する名鉄駅有人窓口(新瀬戸駅をのぞく)
「バスカード」
名鉄バスセンター、高蔵寺インフォメーション、名鉄バス東岡崎出札、名鉄バス一宮出札、名鉄バスが発着する名鉄駅有人窓口(新瀬戸駅をのぞく)および名鉄観光サービスの一部支店
参照:名鉄バス
ただ、私がカードの束を見せた瞬間、職員の顔が一瞬苦笑いになりましたが、その理由はすぐに分かりました。
枚数が多い場合は時間に余裕をもって
どうやらカードを見せれば残高分のお金がすぐに返ってくるという訳ではなく、カード1枚1枚に書類を作って手続きをしなければいけないようです。
ざっと30枚ほど持ち込みましたからね。1枚数十円の残高を払い戻すために30枚近く書類を書かなければいけないとなったら、そりゃ職員さんも苦笑いにもなりますよね。ちょっと申し訳ない気持ちになります。
その間にも他のお客さんの対応もされていたので、最終的には30分程度時間を要しました。
特に小さい窓口だと職員が一人で対応していることもあるので、枚数が多い場合は時間に余裕があるときに行かれることをお勧めします。朝の混雑している時間帯も避けた方がいいでしょう。
払い戻し額の計算方法
また、払い戻し額も残高の額面そのままが戻ってくるという訳ではなく、
払い戻し額=カード残額×発売金額÷利用可能額という計算によって算出されます。
※10円未満の端数は10円単位に切り上げます。
例えば、「販売金額」が5000円分のカードで「利用可能額」が5750円、「カード残高」が100円だった場合、
100×5,000÷5750=86.956…
を四捨五入した90円が払い戻されます。また、10円未満の場合は10円単位に切り上げられます。
ちなみに、カードに有効期限の記載があるもので有効期限を過ぎている場合、払い戻しは受けられません。
まとめ
名鉄は当分のあいだ払い戻し手数料は無料としていますが、いつ打ち切り、有料になるか分からないのでまだ手元に持っているという方は早めに払い戻しに行かれることをお勧めします。
と言っても、バスカード・パノラマカードは平成24年2月に利用終了しているので、私が遅いぐらいなんですけどね。ただ、利用終了してもうすぐ4年が経つのでそろそろリミットが近いかもしれませんね。
ちなみに今回、1,380円の払い戻しを受けられました。ニートの貴重な臨時収入です。たまには整理整頓してみるもんですね。
(※本記事では名鉄バス・名古屋鉄道のみを取り上げています。各バス会社・鉄道会社によって対応が違いますのでご注意ください。)