つい先日、初めて夜行バスを利用しました。
利用した区間は、名古屋から東京までの往復で片道の乗車時間は8時間ほど。
初めてとは言っても昼間の高速バスには何回か乗っていますし、長時間の移動は青春18切符でもしていたので、夜行バスのリクライニングシートと毛布・スリッパを見た時には「おやおや、快適な旅になりそうだぞ」なんてことを思ったものでした。
…甘かったです。
夜行バスの現実を思い知ったのは、バスが走り出してすぐのこと。翌日、早朝から東京観光をする予定だった私たちは早めに寝ることにしたのですが、そんな私たちに次々と苦難が襲い掛かります。
いや、これはもう仕方が無いことだとは思いますよ。
誰しも足が臭くなりたくてなっている訳ではありませんからね。後ろのサラリーマンも、きっと出張か何かで一日中歩き回って仕事をした帰りなのでしょう。疲れた足を革靴から解放したかったのでしょう。
ただ、周囲への影響力は凄かったです。
とは言っても、当人に足が臭いから脱ぐなとは言えませんし、周囲は慣れるまで我慢する他ないように思います。人間の適応能力を信じましょう。
もし臭いに自覚があって心配だ、という人は脱ぐのを我慢するか、替えの靴下を用意するなどの準備をすると、ご自身も周囲も快適に過ごせるのではないでしょうか。思いやりって大事。
めちゃくちゃうるさかったです。
バスの後部座席というのは、なぜか後ろに座りたがる中高生を除けば、基本的には人気がありません。「車酔いしやすい」「揺れる」など色々ありますが、夜行バスに限っては「エンジン音がうるさいから」というのが正解なのではないでしょうか。
さらに窓際の席になると、エンジン音がうるさい+振動で窓が揺れる音で嫌がらせを受けているレベルに劣悪。さらに、やたらとふかす運転手に当たるともう最悪です。
騒音に敏感な方は後部座席は避けることをおすすめします。耳栓などを用意するのも手だと思いますが、一番は早めに真ん中ぐらいの席を確保してしまうことです。最後まで後ろの方の席が余っているのはそういう理由だと思った方がよいでしょう。
1階席と比べると、やはり揺れます。私は車酔いするほどではありませんでしたが、車酔いしやすい方は2階席は避けた方が良いかもしれません。
断言してもいいですが、最悪なのは「2階の後部窓際席」です。えぇ、ババを引きました。
くれぐれも「ガタッ」と勢いよく倒すのだけはやめましょう。そこそこビビります。
車内アナウンスでも流れると思いますが、無用なトラブルを避けるためにもリクライニングの際は後ろの人に軽く一声掛けるようにしましょう。これから長時間一緒の空間にいることになるので、最低限の気遣いは必要になってきます。
もちろんスーツケースなどは論外ですが、1泊2日程度の短い旅行ですと荷物も少なかったりします。「これくらいだったら持ち込めるかな」ぐらいの微妙な大きさの荷物は注意が必要です。
座席に荷物スペースはありますが、これが想像以上に入りません。
足元に置くこともできますが、窮屈になるだけなので小さめの荷物でも邪魔になるようであればバスのトランクに預けてしまった方が快適だと思います。その際、車内で使用するモノは取り出しておきましょう。
万が一に備えて、トイレが付いているバスにした方がいいのは間違いありません。大惨事を免れることができますし、それに巻き込まれる可能性も低くなります。
ただ、これは安心感を得るための保険ぐらいに思って置いたほうが良いかもしれません。好奇心から利用してみたのですが、非常に狭くて揺れます。飛行機や新幹線のトイレと比べると快適性は圧倒的に劣ります。
揺れるので男性の場合は座るように、と言われることもあります。通常、夜行バスは何度か休憩を挟むので緊急時以外は休憩場所のトイレを利用するほうが良いかもしれません。
私の記憶力の問題だと言われればそうなのかもしれませんが、バスは専用の駐車スペースに並んで駐車するため、よく確認せずに出てしまうと戻ってきた時にどのバスか分からなくなることもあります。
特に夜は暗いので余計に分かりづらくなります。紛らわしいバスが何台も停まっていることもあるので注意しましょう。
飲み物は絶対に用意しておくことをお薦めします。「飲むとトイレに行きたくなるから」という気持ちは分かりますが、バス内はかなり乾燥します。
特に車内の冷暖房が合わないと、寒い時期でも汗をかくことがあるので水分補給は欠かせません。その際、アルコールは匂いもありますし水分補給にはならないので、水やお茶などのさっぱりしたものやスポーツドリンクなどを用意しておくことをおすすめします。
例えば、朝6時到着予定でも5時半に着くことがあります。実際、私が利用した便でも行きは10分早く、帰りは20分早く目的地に到着しました。
到着予定時間はあくまで予定なのでギリギリまで寝ていると、慌てることになりかねません。到着予定時刻の30分ぐらい前には降りる準備をしておくのが良いかもしれません。
友人がやらかしました。幸い近くの席の方が教えてくださったので助かりましたが、降りる際には座席を振り返って確認しましょう。もしも財布やスマホなどを忘れたら致命的です。
以上、初めて夜行バスを利用してみて感じたことを10個ほど挙げてみました。これらのことを多少なりとも気に留めておくだけでも気楽に利用することができるのではないかと思います。
夜行バスを利用したことがある人にとっては、あるある話だったかもしれません。夜行バスの宣伝文句「寝ているあいだに目的地へ」に至るまでには結構な慣れが必要だと思いますが、実際に利用してみると夜行バスの利便性はやはり大きいですね。
何よりも嬉しいのはやはり安価だということです。
今回は、バス会社の比較サービスを利用してなるべく最安値のバスを探したため、かなり交通費を抑えることができました。時間をとるか、値段をとるかですが、やはり価格は新幹線とは比べものにならないぐらい安あがりでしたね。
なるべく交通費を抑えて、観光や食事に回したいという方には「夜行バス」はかなりおすすめです。ただ、同じ距離でもバス会社によってだいぶ料金が変わってくるので、アミー号などで料金比較をしてみることをおすすめします。それではよい旅を!
1. 近くに足が臭い人がいる(かもしれない)
いや、これはもう仕方が無いことだとは思いますよ。
誰しも足が臭くなりたくてなっている訳ではありませんからね。後ろのサラリーマンも、きっと出張か何かで一日中歩き回って仕事をした帰りなのでしょう。疲れた足を革靴から解放したかったのでしょう。
ただ、周囲への影響力は凄かったです。
とは言っても、当人に足が臭いから脱ぐなとは言えませんし、周囲は慣れるまで我慢する他ないように思います。人間の適応能力を信じましょう。
もし臭いに自覚があって心配だ、という人は脱ぐのを我慢するか、替えの靴下を用意するなどの準備をすると、ご自身も周囲も快適に過ごせるのではないでしょうか。思いやりって大事。
2. 後部座席はエンジン音がうるさい
めちゃくちゃうるさかったです。
バスの後部座席というのは、なぜか後ろに座りたがる中高生を除けば、基本的には人気がありません。「車酔いしやすい」「揺れる」など色々ありますが、夜行バスに限っては「エンジン音がうるさいから」というのが正解なのではないでしょうか。
さらに窓際の席になると、エンジン音がうるさい+振動で窓が揺れる音で嫌がらせを受けているレベルに劣悪。さらに、やたらとふかす運転手に当たるともう最悪です。
騒音に敏感な方は後部座席は避けることをおすすめします。耳栓などを用意するのも手だと思いますが、一番は早めに真ん中ぐらいの席を確保してしまうことです。最後まで後ろの方の席が余っているのはそういう理由だと思った方がよいでしょう。
3. 2階席は揺れが激しいので注意
1階席と比べると、やはり揺れます。私は車酔いするほどではありませんでしたが、車酔いしやすい方は2階席は避けた方が良いかもしれません。
断言してもいいですが、最悪なのは「2階の後部窓際席」です。えぇ、ババを引きました。
4. リクライニングの際は後ろに一声
くれぐれも「ガタッ」と勢いよく倒すのだけはやめましょう。そこそこビビります。
車内アナウンスでも流れると思いますが、無用なトラブルを避けるためにもリクライニングの際は後ろの人に軽く一声掛けるようにしましょう。これから長時間一緒の空間にいることになるので、最低限の気遣いは必要になってきます。
5. 車内の荷物スペースは意外と狭い
もちろんスーツケースなどは論外ですが、1泊2日程度の短い旅行ですと荷物も少なかったりします。「これくらいだったら持ち込めるかな」ぐらいの微妙な大きさの荷物は注意が必要です。
座席に荷物スペースはありますが、これが想像以上に入りません。
足元に置くこともできますが、窮屈になるだけなので小さめの荷物でも邪魔になるようであればバスのトランクに預けてしまった方が快適だと思います。その際、車内で使用するモノは取り出しておきましょう。
6. バスのトイレは保険ぐらいに
万が一に備えて、トイレが付いているバスにした方がいいのは間違いありません。大惨事を免れることができますし、それに巻き込まれる可能性も低くなります。
ただ、これは安心感を得るための保険ぐらいに思って置いたほうが良いかもしれません。好奇心から利用してみたのですが、非常に狭くて揺れます。飛行機や新幹線のトイレと比べると快適性は圧倒的に劣ります。
揺れるので男性の場合は座るように、と言われることもあります。通常、夜行バスは何度か休憩を挟むので緊急時以外は休憩場所のトイレを利用するほうが良いかもしれません。
7. 休憩所では自分のバスを覚えておこう
私の記憶力の問題だと言われればそうなのかもしれませんが、バスは専用の駐車スペースに並んで駐車するため、よく確認せずに出てしまうと戻ってきた時にどのバスか分からなくなることもあります。
特に夜は暗いので余計に分かりづらくなります。紛らわしいバスが何台も停まっていることもあるので注意しましょう。
8. 飲み物を用意して適度に水分を摂取しよう
飲み物は絶対に用意しておくことをお薦めします。「飲むとトイレに行きたくなるから」という気持ちは分かりますが、バス内はかなり乾燥します。
特に車内の冷暖房が合わないと、寒い時期でも汗をかくことがあるので水分補給は欠かせません。その際、アルコールは匂いもありますし水分補給にはならないので、水やお茶などのさっぱりしたものやスポーツドリンクなどを用意しておくことをおすすめします。
9. 到着時間は前後する
例えば、朝6時到着予定でも5時半に着くことがあります。実際、私が利用した便でも行きは10分早く、帰りは20分早く目的地に到着しました。
到着予定時間はあくまで予定なのでギリギリまで寝ていると、慌てることになりかねません。到着予定時刻の30分ぐらい前には降りる準備をしておくのが良いかもしれません。
10. 降りる際に忘れ物を要チェック
友人がやらかしました。幸い近くの席の方が教えてくださったので助かりましたが、降りる際には座席を振り返って確認しましょう。もしも財布やスマホなどを忘れたら致命的です。
以上、初めて夜行バスを利用してみて感じたことを10個ほど挙げてみました。これらのことを多少なりとも気に留めておくだけでも気楽に利用することができるのではないかと思います。
夜行バスを利用したことがある人にとっては、あるある話だったかもしれません。夜行バスの宣伝文句「寝ているあいだに目的地へ」に至るまでには結構な慣れが必要だと思いますが、実際に利用してみると夜行バスの利便性はやはり大きいですね。
何よりも嬉しいのはやはり安価だということです。
今回は、バス会社の比較サービスを利用してなるべく最安値のバスを探したため、かなり交通費を抑えることができました。時間をとるか、値段をとるかですが、やはり価格は新幹線とは比べものにならないぐらい安あがりでしたね。
なるべく交通費を抑えて、観光や食事に回したいという方には「夜行バス」はかなりおすすめです。ただ、同じ距離でもバス会社によってだいぶ料金が変わってくるので、アミー号などで料金比較をしてみることをおすすめします。それではよい旅を!