久しぶりにカップヌードルの新商品レビューを書こうと思います。ちなみに今回で6回目、零細企業のように細々と続いております。

前回の「トムヤムクンヌードル」につづき、日清食品さんからエスニックシリーズ第2段として9月に販売されたのがこの「シンガポール風ラクサ味」。日清食品さん、最近は東南アジアにご執心のようです。

DSC02396

日清カップヌードル 「シンガポール風ラクサ」

それにしても「シンガポール風ラクサ」とはマニアックなチョイス。好きな人は好きなのかもしれませんが、「そもそもどんな料理かよく知らない」という人も少なくないのではないでしょうか。かくいう私もそうでした。

ということで、「ラクサ」とはどういうものなのか、という部分から触れていこうと思います。

「ラクサ」とは?

Wikipediaから一部引用するとこんな料理だそうです。
ラクサ(Laksa)
ガランガルやターメリックなどの香辛料が効いた東南アジアの麺料理。中華系の子孫を意味するババ・ニョニャの料理(ババ・ニョニャ料理またはニョニャ料理)を代表する食べ物である。
(中略)
ラクサは地方ごとによる違いが非常に大きい。ラクサと呼ばれる料理法の共通点は、その出汁が普通は肉ではなく魚やエビからとられることである。
このようにラクサは、ニョニャ料理から発達した麺料理であるが、ムスリムに禁じられている豚肉が使われていない。そのため、ラクサはムスリムでも食して差し支えない料理とされ、ムスリムの多いマレーシア全土で食べられている料理となった。

※ババ・ニョニャ…15世紀後半から半世紀にわたって移住してきたマレーシアに根付いた中華系移民の末裔。

出典: ラクサ - Wikipedia
てっきりシンガポールの料理かと思いきや、その由来はマレーシアだそう。そういえばシンガポールではなく、シンガポール風でしたね。

とはいえ、シンガポールもマレーシアも同じマレー半島。おまけにマレー半島はミャンマーやタイといった国々からも構成されているので、総じて「東南アジアの麺料理」という括りになったのかもしれませんね。

そのなかでもシンガポールの「ラクサ」には以下の特徴があるそうです。
シンガポールで人気の「ラクサ」は、ココナッツミルクのまろやかな甘さにスパイスの辛味が重なり合ったコク深いスープが特徴です。

出典:カップヌードルエスニックシリーズ より一部引用 
ココナッツミルクと聞くと、以前ココナッツを調理した際の苦い思い出が蘇ってきます。

【食べ方】ココナッツを買ってきました。ーココナッツジュースを飲むー【研究】
ココナッツの中身を取り出してみたら、酷い目にあった
自作ココナッツミルクで料理を作ってみました

そんなことがあったからか、ココナッツミルクと聞くと少し身構えるようになってしまいました。いや、きちんと調理すれば美味しいことは分かってるんですよ?

ただ、ファーストコンタクトがあまり良くなったのです。第一印象って大事ですね。まぁそうは言っても、あの日清食品さんのことですから日本人の口に合うよう仕上げてくれていることでしょう。

DSC02403

最近、カップヌードルもフタに袋がついているタイプが増えてきましたが、不思議と本格感が増すような気になるのは私だけでしょうか。

DSC02407

フタを開けると、スカスカの見慣れない具材が、これは油揚げのよう。お湯を入れて3分、フタについていたラクサペーストを入れれば完成です。

DSC02413

うん、エスニック臭がすごい。


東南アジアの料理特有の香辛料や香菜のスパイシーな匂いが鼻をつきます。前回の「トムヤムクンヌードル」や「マッサマンカレーヌードル」と比較しても、匂いはこれが一番強烈。

さっそくスープを飲んでみると、お味のほうも完全にエスニック。10種類のスパイスとハーブを使用しているというだけあって、納得の風味です。

ココナッツミルクのまろやかさとエスニックの刺激が上手いこと調和していて不思議なコクを感じます。まろやかだけどピリッとした辛味が感じられるお味。クリーミーさが際立つエスニックラーメンといった感じでしょうか。

本物の「ラクサ」を食べたことがないので、本物に忠実かどうかは分かりませんが、何となく料理のテイストが分かるぐらいには本格的だったと思います。興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。