函館と言えば、北島三郎の歌にある「はるばる来たぜ、函館~」というフレーズが有名ですが、私の世代だと小さい頃、永谷園のCMで流れていた「はるばる来たぜ、鮭茶漬け~」の方が印象的だったりします。
それぐらい底の浅い思い入れを抱きながら車を走らせ、北海道の玄関口にしてこの旅行最後の観光地「函館」へと到着。まず向かったのは函館市内でも3本の指に入るであろう観光地「五稜郭」と、その隣にある「五稜郭タワー」。
観光先にタワーがあるとついつい上ってしまいます。バ〇と煙は高いところが好き、と言いますしね。五稜郭タワーは高さ98mとタワーとしては低めですが、周囲に高い建物が無いので景色はとても良好。
そして、こちらが星形の城として有名な「五稜郭」。
本当に綺麗な星形をしています。ここまで大きいと上から眺めないと分かりませんね。地図上で星形になっているのは分かっていましたが、実際に見るとその鮮明さに感動します。
そして五稜郭が見える方角には、あの新撰組・鬼の副長「土方歳三」像が鎮座しています。景色に背を向け、険しい顔で観光客を見据えています。理由としては諸説あるようですが、ここ五稜郭には土方歳三の亡骸が葬られているのだそう。
もっと歴史の知識があれば歴史的背景も楽しめたのかもしれませんが、修学旅行生の子供たち同様「すげー、星形だぁ」ぐらいの感想しか思い浮かばないあたり自身の教養レベルを自覚させられます。
五稜郭公園の中も散策しようかと思いましたが、上から観て満足してしまったのと時間の都合でやめました。ちなみにここは桜の名所でもあるそうなので春は満開の桜で賑わうそうです。
高所からの景色を楽しんだ後はベイエリアの方へと向かいます。お目当ては、お洒落な赤レンガ倉庫が立ち並ぶ「金森赤レンガ倉庫郡」。
横浜の赤レンガ倉庫を思い出す情景。横浜の赤レンガよりも少し広いぐらいでしょうか。
なんてことない通りでも絵になりますね。夜になればランプデザインの街灯が良い雰囲気を演出することでしょう。ちなみに奥に見える山が夜景で有名な「函館山」ですが、それは後ほど。
倉庫内には様々なお店が入っており、お土産を買う場所としてはもってこいです。函館らしい新鮮な魚介類を取り扱っているお店もありました。それにしても外観とのギャップがすごい。
そんな魚介類を「すげぇなぁ、高級だなぁ」と月並みなことを思いながら眺めていると、猛烈に海鮮が食べたくなります。土産屋の店員さんにお薦めの海鮮料理の店を聞くと、近くに人気のお店があるとのこと。これは行くしかありません。
ということで向かったのが、赤レンガ倉庫から歩くこと3分の場所にある海鮮料理店「きくよ食堂」さん。こちらで少し早めの夕食をとることにします。
開店準備中にも関わらず、すでに行列ができていました。こちらは函館朝一にも出店しており、本店・支店・ベイエリア店と市内に3店舗を展開している人気店だそう。
席に着くと、さっそく海鮮丼を注文します。具はエビ・ウニ・ホタテを選択。
写真だとエビが異常に大きく見えますが、色々なものを少しづつ食べたかったので丼をハーフサイズにしたからです。それを差し引いてもかなり大きなエビでしたけどね。
そして言うまでもなく美味しかったです。エビの新鮮でぷりぷりな食感が堪りません。しかもこの時期のエビは卵を持っているので得した気分。ホタテも歯ごたえがあってコリコリ、ウニは濃厚。新鮮なのは疑いようがありません。
あまりにも美味しかったのでエビだけ単品で注文。
手に取ると跳ねるぐらいの活きの良さ。普段、スーパーで値引きされた刺身ぐらいしか食べないので「そうか、エビは跳ねる生き物だったな」と妙に感慨深い気持ちになりましたね。
いやぁ、本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。北海道、最後の夜に美味しい食事ができて良かったです。
しかし、函館に来たら忘れてはいけないのが函館山から眺める「百万ドルの夜景」。
夜間、函館山の山頂へ行くには2つの方法があります。函館山ロープウェイを使うか、タクシーや定期観光バスを使うかです。自家用車の場合、麓までは行けますが、そこから先は規制がかかっているため通れません。(昼間は自家用車でも通れます)
ということでロープウェイを利用しようと思ったのですが、その日は強風で運休とのこと。仕方がないのでバスで向かうことに。
バスから降りると、立っているのも大変なほどの強風が吹いていました。とにかく風がすごい。そりゃロープウェイも運休になるわけです。
強風に耐え、やっとのこと展望台から眼下を眺めると函館市内の夜景がこれでもかというほど広がっていました。本当に綺麗!いつまでも見ていたい気持ちにさせてくれる光景でしたが、身体は強風と寒さに耐えられられず20分ほどで館内へ。
実際、帰りのバスの時間も迫っていたので長居はできませんでしたが、本当に絶景でした。百万ドルの夜景は伊達じゃありません。最後に素晴らしいものを目にすることができて大満足の北海道の旅でした。
ということで、ようやく北海道旅行の記事を書き終えました。だらだら書いていたので随分時間がかかってしまいましたが、実際は3泊4日の旅行でした。
国内旅行では東京より北へ行ったことが無かったので、かなり遠出をする気持ちでいたのですが、実際には名古屋から飛行機で片道1時間半で到着。9月の気温は快適そのもの。現地はレンタカーでスイスイ。終わってみればなんだか「あっという間だったな」という感じです。
スケジュールらしいものは作らずに回ったつもりでしたが、結果的には行きたい場所が多過ぎて結構過密スケジュールになってしまいましたね。ただ、道南で行きたいと思っていた場所はだいたい回れたので良かったです。
もし次に行く機会があれば、今度は北海道の北側を観光してみたいですね。秋の北海道は気候も最適でしたので、旅行を考えているという方がいらっしゃったら是非おすすめです。
それぐらい底の浅い思い入れを抱きながら車を走らせ、北海道の玄関口にしてこの旅行最後の観光地「函館」へと到着。まず向かったのは函館市内でも3本の指に入るであろう観光地「五稜郭」と、その隣にある「五稜郭タワー」。
観光先にタワーがあるとついつい上ってしまいます。バ〇と煙は高いところが好き、と言いますしね。五稜郭タワーは高さ98mとタワーとしては低めですが、周囲に高い建物が無いので景色はとても良好。
そして、こちらが星形の城として有名な「五稜郭」。
本当に綺麗な星形をしています。ここまで大きいと上から眺めないと分かりませんね。地図上で星形になっているのは分かっていましたが、実際に見るとその鮮明さに感動します。
そして五稜郭が見える方角には、あの新撰組・鬼の副長「土方歳三」像が鎮座しています。景色に背を向け、険しい顔で観光客を見据えています。理由としては諸説あるようですが、ここ五稜郭には土方歳三の亡骸が葬られているのだそう。
もっと歴史の知識があれば歴史的背景も楽しめたのかもしれませんが、修学旅行生の子供たち同様「すげー、星形だぁ」ぐらいの感想しか思い浮かばないあたり自身の教養レベルを自覚させられます。
五稜郭公園の中も散策しようかと思いましたが、上から観て満足してしまったのと時間の都合でやめました。ちなみにここは桜の名所でもあるそうなので春は満開の桜で賑わうそうです。
高所からの景色を楽しんだ後はベイエリアの方へと向かいます。お目当ては、お洒落な赤レンガ倉庫が立ち並ぶ「金森赤レンガ倉庫郡」。
横浜の赤レンガ倉庫を思い出す情景。横浜の赤レンガよりも少し広いぐらいでしょうか。
なんてことない通りでも絵になりますね。夜になればランプデザインの街灯が良い雰囲気を演出することでしょう。ちなみに奥に見える山が夜景で有名な「函館山」ですが、それは後ほど。
倉庫内には様々なお店が入っており、お土産を買う場所としてはもってこいです。函館らしい新鮮な魚介類を取り扱っているお店もありました。それにしても外観とのギャップがすごい。
そんな魚介類を「すげぇなぁ、高級だなぁ」と月並みなことを思いながら眺めていると、猛烈に海鮮が食べたくなります。土産屋の店員さんにお薦めの海鮮料理の店を聞くと、近くに人気のお店があるとのこと。これは行くしかありません。
ということで向かったのが、赤レンガ倉庫から歩くこと3分の場所にある海鮮料理店「きくよ食堂」さん。こちらで少し早めの夕食をとることにします。
開店準備中にも関わらず、すでに行列ができていました。こちらは函館朝一にも出店しており、本店・支店・ベイエリア店と市内に3店舗を展開している人気店だそう。
席に着くと、さっそく海鮮丼を注文します。具はエビ・ウニ・ホタテを選択。
写真だとエビが異常に大きく見えますが、色々なものを少しづつ食べたかったので丼をハーフサイズにしたからです。それを差し引いてもかなり大きなエビでしたけどね。
そして言うまでもなく美味しかったです。エビの新鮮でぷりぷりな食感が堪りません。しかもこの時期のエビは卵を持っているので得した気分。ホタテも歯ごたえがあってコリコリ、ウニは濃厚。新鮮なのは疑いようがありません。
あまりにも美味しかったのでエビだけ単品で注文。
手に取ると跳ねるぐらいの活きの良さ。普段、スーパーで値引きされた刺身ぐらいしか食べないので「そうか、エビは跳ねる生き物だったな」と妙に感慨深い気持ちになりましたね。
いやぁ、本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。北海道、最後の夜に美味しい食事ができて良かったです。
しかし、函館に来たら忘れてはいけないのが函館山から眺める「百万ドルの夜景」。
夜間、函館山の山頂へ行くには2つの方法があります。函館山ロープウェイを使うか、タクシーや定期観光バスを使うかです。自家用車の場合、麓までは行けますが、そこから先は規制がかかっているため通れません。(昼間は自家用車でも通れます)
ということでロープウェイを利用しようと思ったのですが、その日は強風で運休とのこと。仕方がないのでバスで向かうことに。
バスから降りると、立っているのも大変なほどの強風が吹いていました。とにかく風がすごい。そりゃロープウェイも運休になるわけです。
強風に耐え、やっとのこと展望台から眼下を眺めると函館市内の夜景がこれでもかというほど広がっていました。本当に綺麗!いつまでも見ていたい気持ちにさせてくれる光景でしたが、身体は強風と寒さに耐えられられず20分ほどで館内へ。
実際、帰りのバスの時間も迫っていたので長居はできませんでしたが、本当に絶景でした。百万ドルの夜景は伊達じゃありません。最後に素晴らしいものを目にすることができて大満足の北海道の旅でした。
ということで、ようやく北海道旅行の記事を書き終えました。だらだら書いていたので随分時間がかかってしまいましたが、実際は3泊4日の旅行でした。
国内旅行では東京より北へ行ったことが無かったので、かなり遠出をする気持ちでいたのですが、実際には名古屋から飛行機で片道1時間半で到着。9月の気温は快適そのもの。現地はレンタカーでスイスイ。終わってみればなんだか「あっという間だったな」という感じです。
スケジュールらしいものは作らずに回ったつもりでしたが、結果的には行きたい場所が多過ぎて結構過密スケジュールになってしまいましたね。ただ、道南で行きたいと思っていた場所はだいたい回れたので良かったです。
もし次に行く機会があれば、今度は北海道の北側を観光してみたいですね。秋の北海道は気候も最適でしたので、旅行を考えているという方がいらっしゃったら是非おすすめです。