夏の果物と言えば、まっさきに「スイカ」を思い浮かべる人は多いでしょう。ちなみにスイカが野菜か果物かというカテゴライズの問題は今は置いておきましょう。世の中、はっきりしないことの方が多いものです。


まさに今、スイカが美味しい季節ではありますが、実は「ぶどう」も夏が旬だったりします。夏というより秋というイメージの強い「ぶどう」ですが、一般的には夏から秋にかけてが旬らしいです(品種や地域にもよります)。


ということで先日、旬のぶどうを買い求めて名古屋市守山区にある「金井農園」さんに行ってきました。こちらでは農園で栽培された採れたてのぶどうを購入することができます。

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名古屋というと、一般的には都会のイメージがありますが、名古屋でも端の方へ行くと普通に田園風景が広がっています。


特に細長い形をしている守山区は、名古屋の中心部に近い地域と、その反対の瀬戸市側ではガラリと街の様相が変わる区域になっています。そのため瀬戸市に近い地域では畑や田んぼ、山に川といった自然が身近に感じられます。


以前、ご紹介した守山区のカフェもこの近く。
 
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そんな緑豊かな場所にある「金井農園」さんでは今の時期、ぶどう園が最盛期を迎えており、採れたてのぶどうが直売されています。

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白い袋に包まれているのがすべて葡萄。これだけ実っていると壮観ですね。農園の方が言うには今年は暑さでぶどうもヘタっているらしいのですが、素人目にはまったくそんな風には見えません。


むしろ夏風邪をこじらせている私の方がヘタっているぐらいです。ぶどうを食べてミネラルとブドウ糖で夏バテを解消しようという算段です。ついでにポリフェノールで老化予防もするとしましょう。

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何種類もあって迷ってしまいますが、試食できるので気に入った味の品種を買い求めることができます。農園に実っているぶどうは袋に包まれているので分かりませんでしたが、かなり多くの種類を栽培されている様子。

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ぶどうの他にも、野菜、卵、ジャム、しいたけなど色々やられているようです。考えてみたらぶどうだけでは旬の時期以外は食いっぱぐれてしまいますもんね。


ちなみに、農園のすぐそばには「東谷山フルーツパーク」というフルーツを中心に扱っている施設もあったりして、このあたりは果樹園が盛んなようです。
 
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さて、そんなこんなで黒と赤の2種類のぶどうを買ってみました。

黒い方が「藤稔(ふじみのり)」、赤い方が「安芸(あき)クィーン」という品種だったと思いますが、記憶違いがあったらすいません。一応、ネットで品種を確認してみたのですが素人には判別できませんでした。


お味の方はどちらも甘みが強くみずみずしい。酸味も渋みもほとんどありませんでした。ちなみにどちらも種無しです。


そういえば幼い時に祖母から「ぶどうは種が有るほうが美味しい」という話を聞いたのですが、その実感は未だに持ったことがありません。まぁ、私の舌が鈍いだけかもしれませんが…。


ただ、ぶどう農家の方でもその辺りは微妙なようです。都市伝説のようなものかもしれませんね。
 
巨峰の種ありと種なしのどちらが好きですか?: ぶどう畑のできごと da Regina巨峰の種ありと種なしのどちらが好きですか?: ぶどう畑のできごと da Regina


また機会があればまた訪ねてみようと思います。その際には種ありと種なしを食べ比べてみるのも良いかもしれません。


「金井農園」さんへのアクセスはJR高蔵寺駅が最寄り駅になります。駅から徒歩で15分~20分ほどの距離になるのでタクシーか車で行かれることをお勧めします。


すぐ近くに名古屋市が運営する公園施設「東谷山フルーツパーク」もあるので家族連れでも楽しめるのではないでしょうか。以下に地図を載せておきます。
 

▼「金井農園」へのアクセス