皆さんは、「不思議の国のアリス」というお話をご存じでしょうか。
小さい頃に本で読んだという人もいれば、映画になった「アリス・イン・ワンダーランド」を観たという人、あるいは名前だけは聞いたことある、という人が多いのではないでしょうか。
名古屋の大須商店街には「不思議の国のアリス」をモチーフにしたお店があります。それが大須観音通りをにある「水曜日のアリス 大須店」さんです。
不思議の国のアリスをモチーフにしているというだけあり、見てのとおりのメルヘンチックな外観。 2013年にオープンしたお店ですが、すでに2号店が大阪の心斎橋、3号店が東京の渋谷にオープンしているそうです。
大須商店街のなかでもこれだけ目立つお店なので、何度も前を通ったことはありましたが、これまで一度も足を踏み入れたことはありませんでした。
言わずもがなですが、こちらのお店のメイン客層はカップルや女性。外に行列ができることも少なくなく、店内に入らずともだいたいの客層を把握できてしまうのです。野郎の私にはかなりハードルが高いお店です。
ですが、先日偶然前を通りがかるといつもより空いていました。しかも男性の一人客が入っていくのを目にして、「このチャンスを逃す手はない」とアリスの世界を再現した70cmほどの小さな入り口をくぐったのでした。
店内へ入ると、まず不気味な黒猫が目に入ってきます。これが作中に出てくるという「チェシャ猫」でしょうか。失礼な話、可愛いというよりは不気味。就活中にこういう目をした面接官に何度か遭遇しました。
さっそく店内に目を向けてみると、そこにはシャンデリアがぶら下がったゴージャスな空間が広がっています。
こちらは「赤の女王の間」だそう。そういえば「赤の女王」、「白の女王」なんてキャラクターがいましたね。並べてあるゴージャスな品々を手に取って見ても、何をどう使うモノなのかがさっぱり分かりません。
分かるのは、すべて女性モノであって、男が使うようなものは無いということだけ。
次に、お隣の「白の女王の間」へ移動すると、こちらは食品類を取り扱っている空間になっていました。これまたメルヘンチックなものばかりですが、「食べ物だったら私が買っても大丈夫だろう」と2品ほど買ってみることに。
それが「Drink me ミニサイダー チェリーブルー(300円)」と「フルーツミックス ポップコーン(350円)」。
こういうお店で値段のことを言うのは野暮というものですが、やはり割高な印象を受けてしまいます。ちょっと贅沢なおやつだと思うことにします。
まずは人気No.1だという「フルーツミックス ポップコーン」からいただきます。まず開けた瞬間に広がる強烈な甘い匂いにひるみます。少なくとも私が知っているポップコーンの匂いではありません。
イチゴ・オレンジ・レモン・グレープの4種類の味が入っているらしく、見た目は非常にカラフル。お味のほうは普通に甘いポップコーンです。着色料、香料、甘味料によって4種類の味が感じられます。
甘くなった口をさっぱりさせようと「Drink me ミニサイダー チェリーブルー」を飲んでみると見た目によらず炭酸が強く、濃いお味。ドクターペッパーに似た味がします。
うん、この手の商品は「美味しいかどうか」という視点で考えてはいけませんね。遊園地で売っている変わったお菓子を楽しむ、みたいな気持ちが必要なのかもしれません。
まあ、そもそもこういう世界観のお店を男一人で楽しもうというのが無理な話です。外観といい内装といいかなり作り込まれていますし、アクセサリー類なども女子的な視点だときっと魅力的なのでしょう。
ただ、入ってみると意外にも男性客が多かったのには驚きました。カップルではなく、私のような男性の一人客です。あとは大学生ぐらいの男同士で来ているお客さんも居ましたね。恐らく彼らもカップルではないはずです…きっと。
とはいえ、男性1人客はやはり浮きます。また、不思議の国のアリスが好きというならともかく、男性から見て欲しいと思える商品が少ないのは仕方ありません。ただ世界観や雰囲気作りはかなり凄いお店なので、興味のある方は一度立ち寄ってみてはいかかがでしょうか。
人気店なので、比較的空いている平日の夕方あたりに行かれることをオススメします。
▼アクセス
小さい頃に本で読んだという人もいれば、映画になった「アリス・イン・ワンダーランド」を観たという人、あるいは名前だけは聞いたことある、という人が多いのではないでしょうか。
名古屋の大須商店街には「不思議の国のアリス」をモチーフにしたお店があります。それが大須観音通りをにある「水曜日のアリス 大須店」さんです。
不思議の国のアリスをモチーフにしているというだけあり、見てのとおりのメルヘンチックな外観。 2013年にオープンしたお店ですが、すでに2号店が大阪の心斎橋、3号店が東京の渋谷にオープンしているそうです。
大須商店街のなかでもこれだけ目立つお店なので、何度も前を通ったことはありましたが、これまで一度も足を踏み入れたことはありませんでした。
言わずもがなですが、こちらのお店のメイン客層はカップルや女性。外に行列ができることも少なくなく、店内に入らずともだいたいの客層を把握できてしまうのです。野郎の私にはかなりハードルが高いお店です。
ですが、先日偶然前を通りがかるといつもより空いていました。しかも男性の一人客が入っていくのを目にして、「このチャンスを逃す手はない」とアリスの世界を再現した70cmほどの小さな入り口をくぐったのでした。
店内へ入ると、まず不気味な黒猫が目に入ってきます。これが作中に出てくるという「チェシャ猫」でしょうか。失礼な話、可愛いというよりは不気味。就活中にこういう目をした面接官に何度か遭遇しました。
さっそく店内に目を向けてみると、そこにはシャンデリアがぶら下がったゴージャスな空間が広がっています。
こちらは「赤の女王の間」だそう。そういえば「赤の女王」、「白の女王」なんてキャラクターがいましたね。並べてあるゴージャスな品々を手に取って見ても、何をどう使うモノなのかがさっぱり分かりません。
分かるのは、すべて女性モノであって、男が使うようなものは無いということだけ。
次に、お隣の「白の女王の間」へ移動すると、こちらは食品類を取り扱っている空間になっていました。これまたメルヘンチックなものばかりですが、「食べ物だったら私が買っても大丈夫だろう」と2品ほど買ってみることに。
それが「Drink me ミニサイダー チェリーブルー(300円)」と「フルーツミックス ポップコーン(350円)」。
こういうお店で値段のことを言うのは野暮というものですが、やはり割高な印象を受けてしまいます。ちょっと贅沢なおやつだと思うことにします。
まずは人気No.1だという「フルーツミックス ポップコーン」からいただきます。まず開けた瞬間に広がる強烈な甘い匂いにひるみます。少なくとも私が知っているポップコーンの匂いではありません。
イチゴ・オレンジ・レモン・グレープの4種類の味が入っているらしく、見た目は非常にカラフル。お味のほうは普通に甘いポップコーンです。着色料、香料、甘味料によって4種類の味が感じられます。
甘くなった口をさっぱりさせようと「Drink me ミニサイダー チェリーブルー」を飲んでみると見た目によらず炭酸が強く、濃いお味。ドクターペッパーに似た味がします。
うん、この手の商品は「美味しいかどうか」という視点で考えてはいけませんね。遊園地で売っている変わったお菓子を楽しむ、みたいな気持ちが必要なのかもしれません。
まあ、そもそもこういう世界観のお店を男一人で楽しもうというのが無理な話です。外観といい内装といいかなり作り込まれていますし、アクセサリー類なども女子的な視点だときっと魅力的なのでしょう。
ただ、入ってみると意外にも男性客が多かったのには驚きました。カップルではなく、私のような男性の一人客です。あとは大学生ぐらいの男同士で来ているお客さんも居ましたね。恐らく彼らもカップルではないはずです…きっと。
とはいえ、男性1人客はやはり浮きます。また、不思議の国のアリスが好きというならともかく、男性から見て欲しいと思える商品が少ないのは仕方ありません。ただ世界観や雰囲気作りはかなり凄いお店なので、興味のある方は一度立ち寄ってみてはいかかがでしょうか。
人気店なので、比較的空いている平日の夕方あたりに行かれることをオススメします。
▼アクセス