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先日、ゲームセンターのUFOキャッチャーで「スマホ用外付けレンズ」をゲットしてきました。見るからに日本製ではありません。というか、どこのメーカーかも定かじゃありません。裏返すとそこにはお決まりの「Made in China」。

うん…まぁ、ゲーセンのUFOキャッチャーですからね。

とはいえ、ニートの貴重な800円を使ってゲットしたものには変わりありません。少しは使い物になってもらわなければ困ります。ということで、(ゲーセンで取った)スマートフォン用の外付けレンズは実際どの程度使えるのか、レビューしてみようと思います。
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まずは箱の中身を取り出していきます。

この製品にはレンズが3個、クリップ、レンズキャップ、ポーチが入っていました。レンズは右側の小さいものから順に、マクロレンズ、ワイドレンズ、魚眼レンズになります。仕様用途に応じたレンズをクリップに取り付けて利用します。

ちなみにマクロレンズは近距離を撮影したい場合、ワイドレンズは広い範囲を撮影したい場合、魚眼レンズは画像の中心を軸に丸みのある写真を撮影したい場合に用いられます。

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レンズを装着したクリップを、スマホのカメラレンズ部分にあてがい装着します。 最初に断っておきますが、私が利用しているスマホはXperia VLという2年半以上前の機種なので、最新のものと比べるとカメラ性能そのものが良くありません。

その辺を踏まえて、外付けレンズを付けた場合とそうじゃない場合の写真を比較していこうと思います。

・マクロレンズ

▼装着前の画像

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▼マクロレンズを装着して撮った画像

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・ワイドレンズ

▼ワイドレンズ装着前画像

ワイドレンズ使用前

▼ワイドレンズを装着して撮った画像

ワイドレンズ

・魚眼レンズ

▼魚眼レンズ装着前画像

魚眼レンズ使用前

▼魚眼レンズを装着して撮った画像

魚眼レンズ

以上の結果になりました。

良くも悪くもゲーセンクオリティといったところですかね。ただ一つ言えるのは、ゲーセンで800円も使ってまで手に入れるものでは絶対ありません

ちなみにAmazonでこの手の商品を見てみると、500円ぐらいのものから数千円までピンキリ。値段によってモノがだいぶ違ってくるようです。私が手に入れたものはピンキリのキリでも最低レベルの代物でしょうね。


まとめ

あくまで私のスマホを使った場合の結果ですが、マクロレンズはまったく役に立ちませんでした。どんなに頑張ってもピントが合いませんでした。ワイドレンズは画角だけみれば多少ワイドになってはいますが、レンズの口径が私のスマホには合わなかったのか四隅に黒い影ができてしまっています。何度も位置を探って撮り直したのですが、これが限界でした。

最もそれらしく撮れたのが魚眼レンズでしたが、この手の写真は個人的に撮る機会があるかと言えば、まずありません。もっと言うと、写真にこの程度の変化をつけるぐらいはアプリで何とかなるでしょう。

まぁ、ゲーセンの景品ですからね。「こんなものか」という感じです。

とはいえ、もちろん、この手の商品全てがここまでお粗末ということは無いでしょう。Amazonを見ても、安価で高評価を得ている商品も多く見受けられましたし、最も重視するべきはスマホとの相性だと思われます

私の場合、まずスマホのカメラレンズの口径が合わなかったというのが致命的でした。それと古い機種なので、カメラの性能的な部分も影響していたのかもしれません。

以上のことから、もし今、スマホの外付けレンズの購入を考えている方いらっしゃるなら、レンズの口径などスマホとの相性を確認してから買われることを強くオススメします。