ようやく一眼レフカメラのゴミ問題に決着が着きました。


前回、あらゆる方法を試みたものの、結局ゴミ問題は解決されず、最終的には「専用のクリーニングキットを買って試して見る」という結論に至り、さっそく購入しました。

値段は張りましたが、ペンタックスのサービス部門でも使用していると聞いたら期待せざるを得ません。それにしてもAmazonの配達スピードには驚かされます。深夜に注文して、その日の夕方に届きましたからね。年々早くなってきている気がします。


さて、それはともかく、さっそくクリーニングキットを使ってイメージセンサーの掃除をしていきたいと思います。
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肝心のキットがこちら。


2011年にPENTAXはRICOHに吸収合併されてしまいましたが、PENTAXというブランドは残っており、今でもペンタックスのサービス部門ではこのクリーニングキットが使われているそうです。

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中身は至ってシンプル。

右の棒が「クリーニングスティック」。左のメモ帳のようなものが「クリーニングシート」になります。

このクリーニングスティックの先端にあるスタンプ部(オレンジ色の部分)をカメラのイメージセンサーに押し当てて、ゴミやホコリを取っていきます。そしてスタンプ部に付着したゴミやホコリはクリーニングシートを使って掃除します。

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ということで、クリーニングミラーアップをしたデジタル一眼レフのイメージセンサー部分にスタンプ部分を丁寧に押し当てていき、ペタペタとまんべんなくゴミをとっていきます。


結構粘着力が強いので、押し当てた後はゆっくり剥がしましょう。スティックのスタンプ部にゴミが付着したらクリーニングシートでゴミを除去する、という作業を何度か繰り返します。やる事はたったこれだけ。


さて、効果のほどは?

ゴミ1

以前の状態がこちら。

画像の左端、赤い線内に黒い点があるのがお分かり頂けるでしょうか。これを取り除くのが今回の目的です。そして、PENTAXクリーニングキットで掃除したのち、同じ構図で写真をパシャリ。

さぁ、どうなったのでしょうか?

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おぉ?

もう少し明るくしてみましょう。

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完全に消えてる!



写真に写っていた黒い影が綺麗に消えました。これがメーカー御用達の専用キットの実力ですか!これでダメだったらあきらめてメーカーに掃除を依頼しようと思っていたので、心底ほっとしました。


値段が高くて評判が良いモノというのは、それだけの理由があるということなんですね。繰り返し使えるので、これからもイメージセンサーが汚れたらこれでペタペタやることにします。


一眼レフのゴミ問題で困っているという方には本当にオススメです。