さて、このブログも始めて1ヶ月程が経ちました。

ご覧の通り、PVもUUも泣かず飛ばずですが、それよりもなによりも、この1ヶ月の間、最近のブログ事情について色々と調べたりしていましたが、あまりの変化に戸惑っています。

というのも、私がブログという代物に最初に手を出したのは中学生の時でした。約3年ほど細々と日記を書いていたのですが、サービス提供元が無くなってしまい、それがきっかけでブログそのものを止めてしまいました。当時はブログの引越しなんてサービスがあったかどうか、どちらにせよそんな事は微塵も考えませんでした。

あれから約8年ぶりにブログを始めてみたわけです。ニートという時間をどこかに記録しておこう、あるいは何かやることを見つけよう、というふわっとした理由からです。ようするに何となくです。

ところが、いやいや、驚きました。例えば知名度の高いブログなんかを見てみると、昔のブログのようにただの日記を書いてるブログなんてほとんど見かけません。そして、そのほとんどが何かしらの収益化を図っています。

バイラルメディア? キュレーションサイト? SNS集客? バズる?

さっぱり分かりませんでした。どうやら8年という時間は私の知っていたブログというものを変えるには十分過ぎる時間だったようです。
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私は当初、このブログの方向性としては、雑感、つまりは日記のような感じでやろうと思っていました。ニートが日頃感じた事、やった事なんかを細々と書いていこうかと思っていました。

しかし人間というものは影響される生き物です。ネットサーフィンをしていて、よそ様のブログで「ダメなブログにありがちなこと」、「PVを集めるためにするべき○○の方法」なんて記事を読むと嫌でも焦燥感を煽られてしまいます。

実際、影響されて書いた記事もいくつかありますし、記事別のPVを見ると、そういった記事の方がPVを集めていたりもするので、ブログの在り方そのものが変わったんだなぁと改めて感じます。もう気分は浦島太郎ですよ。

とはいえ、ブログからは離れていたものの、ネット自体はバリバリに使っていました。それなのになぜこうも変化に気がつかなかったのか。それはサイト側とユーザー側とでは、視点が全く異なっていたということだと思います。

ユーザー側はお目当ての情報が見つかればそれで満足します。検索結果から無意識に情報が得られそうなものを選んでクリックするだけ。それがたまたま誰かのブログだった、その程度の認識です。

これがブログを作る側となると全く違います。ユーザーが興味を引くタイトル、魅力的なコンテンツ、魅力的な画像、見やすいデザイン…etc.

今の時代のブログには、それなりに洗練されたデザインとライター顔負けの文章力、炎上に耐えるだけのメンタルが必要になってきているようです。なかにはブログで飯を食えている、という人も居るのですから驚きしかありません。

当ブログも数週間前から収益化を図るためにGoogleAdsenseA8.netを導入してみました。さすがにブログで食っていこうとは思いませんが、小遣いぐらいにでもなればな、という下心です。

しかしながら現実は雀の涙もありません。自販機の下を探した方がまだマシなんじゃないかという状況です。Googleアナリティクスも薦められて導入しましたが、まずは基本的な扱い方を習得しなければ話になりません。

ブログを初めてからというもの、やる事・学ぶ事ができて以前よりも充実したことは確かです。

それだけでも始めて良かったと思います。また、自身に起こった出来事や体験を記録するというのは、自分にとっても価値があるもののように思います。

8年ぶりにブログを始めて、浦島太郎状態の私にどこまでできるか分かりませんが、やはりやるからには多くの人に見て貰いたい。役に立つ記事を書いていきたい。そういった気持ちは今後も忘れないようにしたいものです。