「ニートや無職はアニメが好き」といった偏見が世の中には蔓延しているような気がします。実にけしからんことですが、私には否定することができません。なぜなら私もアニメが好きだからです。しかもニートです。
そんな私がアニメを観るようになったのは高校生の時でした。当時まだ10代半ば、それはもう女の子が出てくるアニメを好んで見たものです。あれから10年近くが経ち、ずいぶんと好みも変わりました。
そんな私がアニメを観るようになったのは高校生の時でした。当時まだ10代半ば、それはもう女の子が出てくるアニメを好んで見たものです。あれから10年近くが経ち、ずいぶんと好みも変わりました。
女の子が出るアニメも観ることには観ますが、きゃぴきゃぴしたものや、ベタな恋愛アニメはいつからか観ないようになりましたね。特に青春ものの恋愛アニメはこの歳になってくると厳しいものがあります。
観ているだけで心が摩耗していきます。擦り切れて無くなると大変なので、最近はそういうものはあえて観ないようにしています。
観ているだけで心が摩耗していきます。擦り切れて無くなると大変なので、最近はそういうものはあえて観ないようにしています。
その反面、当時はそんなにハマらなかったけれど今になって観返すと「これは面白かったなぁ」と感じる作品も多々あります。ということで、今回は個人的にそう感じた過去のアニメ作品を5つご紹介しようと思います。
大人になってからもう一度楽しめるアニメたち
げんしけん(1期2004年、2期2007年、3期2013年)
しかし、2013年に「げんしけん 二代目」が放送され、その時大学4年生になっていた私は随分と感慨に浸ったものです。
そんなに楽しい大学生活でも無かったはずなのに、これを観ると大学時代に戻りたくなる。特に大学を卒業して間もない20代ぐらいにはぐっと来るノスタルジックな作品だと思います。
XXXHOLiC(1期2006年、2期2008年)
人間の欲望、外面と内面、登場人物達から垣間見える黒い部分、そういうものに気がつき、こんなものだよなと納得できる。改めて観ると「あぁ、自分は大人になってしまったんだな」と感じられるアニメです。
閃光のナイトレイド(2010年)
世界観も史実に沿ってあり、なかなかリアルで良かったですし、何よりも作中の音楽が素晴らしい。演奏が葉加瀬太郎だと知って納得しました。当時はあまり話題にものぼりませんでしたが、大人が観ても十分楽しめるアニメだと思います。
四畳半神話体系(2010年)
原作を先に読んで、その後にアニメ化されている事を知ったので、私がこのアニメを見たのは放送後2年経ってからでした。原作の小説が抜群に面白くて、アニメもそれに負けず劣らず面白い、という稀有な作品かもしれません。
これもまた大学時代を懐かしむことができる良いアニメです。
[ C ] THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL(2011年)
このアニメは多少の経済用語がを知ってからから観た方が楽しめるでしょう。雰囲気だけでも十分楽しめますが、金融・経済の知識が皆無だと完全に理解するのは難しいように思います。そういう意味でも大人向けのアニメと言えるでしょう。
こうして過去のアニメを振り返っていると、当時はあまり話題にならなかった作品や琴線に触れなかった作品が今になって思えば良作だったなぁと感じるものがいくつもあります。
そんな大人になっても楽しめる、むしろ大人になってからの方が楽しめる、そういうアニメが今後も世に出てきてくれることを期待して、これからもアニメを見続けていきたいものです。
げんしけん(1期2004年、2期2007年、3期2013年)
げんしけん DVD-BOX 1 |
ある大学のサークル、現代視覚文化研究会。通称「現視研(げんしけん)」において繰り広げられるオタク達による青春模様を描いた作品。アニメにハマり始めた当時、片っ端から観ていたアニメのひとつに「げんしけん」はありました。当時、高校生だった私には大学生なんて随分先の未来としか思えなかったのであまり感情移入できなかった記憶があります。
しかし、2013年に「げんしけん 二代目」が放送され、その時大学4年生になっていた私は随分と感慨に浸ったものです。
そんなに楽しい大学生活でも無かったはずなのに、これを観ると大学時代に戻りたくなる。特に大学を卒業して間もない20代ぐらいにはぐっと来るノスタルジックな作品だと思います。
XXXHOLiC(1期2006年、2期2008年)
xxx HOLiC 第一巻 [DVD] |
対価さえ払えばどんな願いも叶うミセの主人の元に、様々な悩みを抱えた客が次々と訪れるという非日常的な世界観で、人間の内面を描くオカルトファンタジー当時、私が高校生の時に放送されていたアニメです。当時でも十分楽しめましたが、大人になってから観ると、また違う視点で観る事ができます。
出典:XXXHOLiC Wikipedia より一部抜粋
人間の欲望、外面と内面、登場人物達から垣間見える黒い部分、そういうものに気がつき、こんなものだよなと納得できる。改めて観ると「あぁ、自分は大人になってしまったんだな」と感じられるアニメです。
閃光のナイトレイド(2010年)
本作は超能力(作中では「特殊能力」)を持ったスパイたちの活躍(暗躍)を描いたサスペンス・アクションとなっている。世界観は実際の歴史をモチーフとしており、作中では第二次世界大戦前の大日本帝国、中華民国の上海、東北部(後の満州国)などを舞台として描かれている。そんなに古い作品ではないのですが、全くストーリーが思い出せなかったので先日観返してみたところ、こんなに面白い作品だったのかと驚きました。
出典:閃光のナイトレイド Wikipedia より一部抜粋
世界観も史実に沿ってあり、なかなかリアルで良かったですし、何よりも作中の音楽が素晴らしい。演奏が葉加瀬太郎だと知って納得しました。当時はあまり話題にものぼりませんでしたが、大人が観ても十分楽しめるアニメだと思います。
四畳半神話体系(2010年)
「大学三回生の春までの二年間、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう」“薔薇色のキャンパスライフ”を夢見る、誇り高き三回生の「私」。しかし現実はほど遠く、実り少ない二年間が過ぎようとしていた。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの一回生に戻って大学生活をやり直したい!以前、大学1年生に読んで欲しい、ニートが学生時代に読んだ本という記事でもご紹介しましたが、森見登美彦氏の小説「四畳半神話体系」が原作です。
迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、不毛と愚行の青春奇譚。
出典: アニメ 四畳半神話体系公式サイト より一部抜粋
原作を先に読んで、その後にアニメ化されている事を知ったので、私がこのアニメを見たのは放送後2年経ってからでした。原作の小説が抜群に面白くて、アニメもそれに負けず劣らず面白い、という稀有な作品かもしれません。
これもまた大学時代を懐かしむことができる良いアニメです。
[ C ] THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL(2011年)
大学生・余賀公麿は、突然現れた金融街の使者・真坂木に「未来を担保に、ご融資させていただきます」と言われ、多額の金を銀行口座に振り込まれる。公麿はその金に何気なく手をつけるが、そこで公麿を待っていたのは金融街にて自身と周りの人々の未来を代償にしたミダスマネーの奪い合い『ディール』を強制される『アントレプレナー』としての道だった。私が株に興味を持ったのはおそらくこのアニメがきっかけです。このアニメでは投資家ではなく、アントレプレナー(起業家)という言葉を使っていますが、世界観としては投資やFXやらがごっちゃ混ぜになったような感じです。
出典: C(アニメ) wikipedia より一部抜粋
このアニメは多少の経済用語がを知ってからから観た方が楽しめるでしょう。雰囲気だけでも十分楽しめますが、金融・経済の知識が皆無だと完全に理解するのは難しいように思います。そういう意味でも大人向けのアニメと言えるでしょう。
こうして過去のアニメを振り返っていると、当時はあまり話題にならなかった作品や琴線に触れなかった作品が今になって思えば良作だったなぁと感じるものがいくつもあります。
そんな大人になっても楽しめる、むしろ大人になってからの方が楽しめる、そういうアニメが今後も世に出てきてくれることを期待して、これからもアニメを見続けていきたいものです。