日清食品のカップヌードルと言えば、殿堂入りのロングセラー商品です。これまでの人生で一体何個食べてきたのやら、という感じです。20代の私でも3桁は食べているかもしれません。
そんなカップヌードルですが、これまでに幾度も新作が出ては消えてきました。
私もこれまで何種類もの新作を試してきましたが、今回出た新作が個人的にかなりレベルの高いものでしたので、ご紹介したいと思います。
それが、日清カップヌードル「トムヤムクンヌードル」。
ちなみに、これは余談ですが「トムヤムクン」には少しだけ後悔という名の思い入れがあります。というのも学生時代、私は一度だけ本場のタイを訪れたことがあるのです。
そんなカップヌードルですが、これまでに幾度も新作が出ては消えてきました。
私もこれまで何種類もの新作を試してきましたが、今回出た新作が個人的にかなりレベルの高いものでしたので、ご紹介したいと思います。
それが、日清カップヌードル「トムヤムクンヌードル」。
ちなみに、これは余談ですが「トムヤムクン」には少しだけ後悔という名の思い入れがあります。というのも学生時代、私は一度だけ本場のタイを訪れたことがあるのです。
超短期滞在でしたが、真夏の暑い時期でした。飛行機では眠れず、現地ではまともなタクシーが捕まらず、といった具合で碌に観光する前から憔悴して夏バテになる始末でした。
そんな貧弱な(未来の)ニートがタイで口にしていたものと言えば、マンゴーや素麺のようなものばかり。
本来の予定では、本場のトムヤムクンにヒーヒー言いながら異国情緒を楽しむつもりでした。それが夏バテによって、胃が刺激物をボイコットしてしまい本場のトムヤムクンを一度も口にすることなく帰国してしまったという涙なしには語れないエピソードがあるのです。
と、前置きが長くなってしまいましたが、まぁそういうことです。
ということでレビューに戻ります。
普通、カップヌードルと言えば、蓋をぺりっと剥がしてお湯を入れて3分待つだけ、という印象がありますが、これには見慣れないものが蓋に付いています。
黄色い袋の「トムヤムクンペースト」。
そのちょっとした本格感に期待を膨らませながらお湯を入れること3分。最後に「トムヤムクンペースト」を入れれば完成です。では、いただきます。
…うん、匂いも味も確かに「トムヤムクン」。
酸味のある辛さと立ち上ってくる香草の匂いは間違いなくトムヤムクンです。正直、かなり美味しいです。ただ、少々いじわるな言い方をすれば“日本人好みのトムヤムクン”といった感じでしょうか。
おそらくは日本で売っている市販のタイカレーのように、日本人が食べやすいよう味を調整しているのでしょう。日本人好みの味です。(※タイに行っておきながら、本場のトムヤムクンもタイカレーも食べなかった男の言葉です。)
それに実際、蓋の裏を見ると次のような記載がありました。
やはり味は日本人好みに調整されているようですね。本場の味とは多少違うのでしょう。逆に言えば、日本人好みに調整されているからこそ美味しく食べられるのかもしれません。
そういえば以前、日本のメーカーではないレトルトのグリーンカレーを食べたことがあるのですが、本場感が凄すぎて最後まで食べられなかったことがあります。必ずしも本場の味が良いとは限りません。
ただ、味のクオリティは間違いなく高いですし、その辺りはさすが日清さんです。興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか。辛いモノ好きという人にはオススメです。
そんな貧弱な(未来の)ニートがタイで口にしていたものと言えば、マンゴーや素麺のようなものばかり。
本来の予定では、本場のトムヤムクンにヒーヒー言いながら異国情緒を楽しむつもりでした。それが夏バテによって、胃が刺激物をボイコットしてしまい本場のトムヤムクンを一度も口にすることなく帰国してしまったという涙なしには語れないエピソードがあるのです。
と、前置きが長くなってしまいましたが、まぁそういうことです。
ということでレビューに戻ります。
普通、カップヌードルと言えば、蓋をぺりっと剥がしてお湯を入れて3分待つだけ、という印象がありますが、これには見慣れないものが蓋に付いています。
黄色い袋の「トムヤムクンペースト」。
そのちょっとした本格感に期待を膨らませながらお湯を入れること3分。最後に「トムヤムクンペースト」を入れれば完成です。では、いただきます。
…うん、匂いも味も確かに「トムヤムクン」。
酸味のある辛さと立ち上ってくる香草の匂いは間違いなくトムヤムクンです。正直、かなり美味しいです。ただ、少々いじわるな言い方をすれば“日本人好みのトムヤムクン”といった感じでしょうか。
おそらくは日本で売っている市販のタイカレーのように、日本人が食べやすいよう味を調整しているのでしょう。日本人好みの味です。(※タイに行っておきながら、本場のトムヤムクンもタイカレーも食べなかった男の言葉です。)
それに実際、蓋の裏を見ると次のような記載がありました。
日本ではおなじみの「CUP NOODLE」ですが、海外では「CUP NOODLES」と最後にSがついています。中国では「合味道」とする等、その国・地域の人の感覚に合わせた表記になっています。ということだそうです。
これは、味だけでなくブランド表記までをその地域の人の感覚に合わせ、末永く愛されていくブランドになるための、カップヌードルの「グローバル戦略」のひとつなのです。
やはり味は日本人好みに調整されているようですね。本場の味とは多少違うのでしょう。逆に言えば、日本人好みに調整されているからこそ美味しく食べられるのかもしれません。
そういえば以前、日本のメーカーではないレトルトのグリーンカレーを食べたことがあるのですが、本場感が凄すぎて最後まで食べられなかったことがあります。必ずしも本場の味が良いとは限りません。
ただ、味のクオリティは間違いなく高いですし、その辺りはさすが日清さんです。興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか。辛いモノ好きという人にはオススメです。